3Q-Brace工法にてブレース補強を施工しました
リニューアル対応耐震補強新技術
3Q-Brace工法
3Qは、Quiet, Quick and High-Quality を意味しています。
鋼管搬入状況
取付状況
取付完了状況
グラウト打設完了状況
施工完了状況
分割された鋼管をブレース状に組み立てながらその内部に鉄筋を配筋し、グラウトを充填して構築するブレース工法です。
鋼管相互を接続する溶接やボルト接合は不要なため、火気を使用しない省スペースな施工を実現します。
また鋼管はモルタルの拘束材と型枠を兼ねており、粘り強い補強材の構成と、工期を短縮した省力化を可能としました。
2009年7月に(財)日本建築総合試験所の建築技術証明を取得しています(性能証明09-09号)。
3Q-Braceの特徴
1.低騒音・低振動施工
施工時に音や振動をほとんど出さないため、建物を使用したまま補強が可能です。
2.省スペース施工
補強のための機器・家財の移動や養生を最小限に抑えた省スペース施工が可能です。
3.工期短縮
従来の鉄筋コンクリート耐震壁に比べ、工期を短縮し、かつ安全性を向上します。
4.高品質・高信頼性
高強度材料を使用するので品質に優れ、信頼性が高い補強を達成します。
5.地球に優しい工法
ベニヤ型枠は壁周囲のみで殆ど使用せず、森林保護や廃棄物削減に貢献します。